ミニテスト・標準原価計算(仕損と追加材料)

標準原価計算の仕損減損は頻出論点
日商簿記1級工業簿記の花形論点といえば標準原価計算
過去20年間の工業簿記の出題傾向を分析すると、標準原価計算はおよそ50%弱の出題実績であることが分かる。2回に1回近くだ。当然、この論点が不得意なようでは合格は厳しい。工業簿記については、他の論点はともかく、標準原価計算だけは得意にして欲しい。
標準原価計算の2級と1級との違いは何か
2級と1級の違いは、なにより仕損・減損の処理の有無だ。1級工業簿記の最大の山場と言ってもいいだろう。それくらい、ここでつまずく人が多い。また、配合差異、歩留差異も花形論点だが、これも仕損・減損の応用パターンだ。だから、1級の標準原価計算で何が一番大切かといえば、それは仕損・減損の処理を本質的な意味までも理解することだ。単に計算方法を暗記してはいけない。ちゃんと意味を分かって計算出来なければいけない。
問題
当社は製品Xを製造しておりパーシャルプランの標準原価計算を採用している。以下の資料にもとづき、当月における答案用紙の①から④の値を求めなさい。
資料
製品Xの生産工程について
・A直接材料は工程の始点で投入。
・加工進捗度40%の地点で検査を行う。
・不合格品はその場で廃棄(評価額なし)。
・合格品は引き続き加工を行う。
・加工進捗度60%の地点でB直接材料を追加投入する。
製品Xの標準原価カード(正常仕損費含まず)
・A直接材料費 @500円×3kg
・B直接材料費 @1,750円×2kg
・加工費 @1,000×1時間
製品Xの当月の生産データ
・完成品 4,500個
・月末仕掛品 500個(加工進捗度80%)
・仕損品実際発生量 620個
・月初仕掛品はなかった。
当月の実際発生額
・32,000,000円
仕損について
・検査点を通過した良品の10%を正常仕損とする。
・10%を超過した分は異常仕損である。
・原価標準は、正味標準製造原価に特別費として正常仕損費を加える。
答案用紙
| ①完成品総合原価 | ( )円 |
| ②異常仕損費 | ( )円 |
| ③月末仕掛品原価 | ( )円 |
| ④標準原価差異 | ( )円 |
解答と解説
- 解答(クリックで開きます)
-
解答
①完成品総合原価 27,855,000円 ②異常仕損費 228,000円 ③月末仕掛品原価 2,995,000円 ④標準原価差異 △922,000円 解説
原価標準の設定
原価標準は以下のとおりです。
A直接材料費 @500円×3kg 1,500円 B直接材料費 @1,750円×2kg 3,500円 加工費 @1000円×1時間 1,000円 正味標準製造原価 6,000円 正常仕損費 190円 合計 6,190円 ポイントは、正常仕損費190円の算定です。これは、少し難しいですね。
まずは、仕損品1個あたりの原価を算定します。
A直接材料は始点投入ですから当然含まれています。
しかしB直接材料は合格品にしか投入しないので仕損品には含まれていません。
よって、次の式で算定されます。仕損品原価:1,500円+1,000円×40%=1,900円
ここで正常仕損は、検査点を通過した良品の10%であることから、原価標準に加算する正常仕損費は、1,900円×10%=190円です。
生産データの整理
本問は、月初仕掛品がないため、仕掛品勘定の貸方のみを整理すれば十分です。まず問題文から、以下のことが判明しています。
完成品 4,500個 仕損品 620個 月末仕掛品 500個 ここで、仕損品を正常分と異常分に分離しなければいけません。
ポイントはここです。完成品4,500個×10%=450個 として、これが正常分、そして残り170個が異常分 とした人はいませんか。これは間違いです。「検査点を通過した良品の10%が正常仕損」です。月末仕掛品は加工進捗度80%ですから検査点を通過した良品ですよね。ですから、月末仕掛品も考慮しなければなりません。つまり、
(完成品4,500個+月末仕掛品500個)×10%=500個 が正常分、残りの120個が異常分です。整理すると次のようになります。
月初仕掛品がないため、仕掛品勘定の貸方のみを整理すれば十分です。まず問題文から、以下のことが判明しています。
完成品 4,500個 正常仕損品 500個 異常仕損品 120個 月末仕掛品 500個 単価の算定
完成品の単価は、正常仕損費を含めた原価標準ですから、@6,190円です。これは簡単。異常仕損品の単価は、さきに計算した仕損品原価と同じですから、@1,900円です。
少し難しいのが月末仕掛品ですね。加工進捗度が80%ですから、始点投入のA材料も、60%で投入のB材料も投入済みです。また、検査点を通過していますから、正常仕損費も負担しなければいけません。よって、次の式で計算されます。
A直接材料費 1,500円 B直接材料費 3,500円 加工費 1,000円×80%=800円 正常仕損費負担分 190円 合計 5,990円 金額の算定
単価と数量が判明しているので、あとは掛けるだけですね。
単価 個数 金額 完成品 @6,190円 4,500個 27,855,000円 異常仕損費 @1,900円 120個 228,000円 月末仕掛品 @5,990円 500個 2,995,000円 合計 31,078,000円 実際発生額が32,000,000円ですから、
標準原価差異:31,078,000円-32,000,000円=△922,000円(不利差異)
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“ミニテスト・標準原価計算(仕損と追加材料)” に対して20件のコメントがあります。
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お世話になっております。
この解法で、私が迷ったところをご教示下さい。
某テキストで学んだので、この解法でも解けるはずだと思い以下の方法で解いてみました。
しかし、加工費のところで、「ん、ん、割り切れない。困った」と思った次第で、何故解法ではいけない
のか教えてください。
生産データ(A)
首 0個 完成 4,500個
投入 5,620個 7,425,000円
8,430,000円
正常仕損
500個
異常仕損
120個 180,000円
末 500個
825,000円
生産データ(B)
首 0個 完成 4,500個
投入 5,000個 7,425,000円
17,500,000円
正常仕損
0個
異常仕損
0個
末 500個
1,750,000円
生産データ(加工費)
首 0個 完成 4,500個
投入 5,148個
5,148,000円
正常仕損
500×40%=200個
異常仕損
120×40%=48個
48,000円
末 500×80%=400個
異常仕損は正常仕損費を負担しないとして 5,180,000÷5,148個×48個=48,000円
あと、月末と完成だから(特に何も指示がないから度外視法だ)
5,148,000-48,000=5,100,000÷(4,500+400)
×400=416,327円 端数がでる。
これは困ったとなった次第です。
お手数ですが、教えてください。
すみません、あまりに忙しく、徹夜続きで仕事しております。
ちょっと、解答が遅くなります。少々お待ち下さい。
今から2,3時間仮眠してまた仕事です。で、仕事が一段落したら、ちゃんと数値追って考えてみます。
ただ…数値は全く見ていませんが、コメントの中に
>特に何も指示がないから度外視法だ
という文字が見えたのですが…。
この問題は、標準原価計算であるということはご理解されていますか?
「度外視法」というのは実際総合原価計算における仕損の処理方式です。
問題を読み違えているとかはありませんか?
もし、違う意図でしたらごめんなさい。
忙しいところ、申し訳けありません。
度外視法といったのは、正常仕損費は40%で発生しているので、月末80%と完成品に両者負担だから、度外視法と同じ考え方だと思った次第です。
私、ここらへんの認識が誤っているのでは、と思います。
申し訳けありませんが、時間がある時教えて下さい。
すみません、にしさまの表記された数値の根拠を考えていたのですが判明させることが出来ませんでした。
できれば、こういう風に考えて、よって、こういう式で計算して、こういう数値になった、というのを記載して頂ければと思います。
たとえば、生産データ(A)の冒頭に書かれている金額7,425,000円とはいったい何かな?と色々試行錯誤したのですが分かりませんでした。
投入側の材料Aの標準原価のことかな?とも思ったのですが、それなら@1,500×5,620=8,430,000だから違うよな。あ、それって次の行に書かれている数値だなぁ。
ということは、完成品原価に含まれる材料Aの標準原価のことかな?とも思ったのですが、それなら@1,500×4,500=6,750,000だから違うよなぁ。みたいな感じで、書かれている数値の根拠を探るだけでも結構な時間がかかってしまい、ご質問の主旨にたどりつけないのです。よって、解答がご質問の主旨と異なるかもしれません。ご了承ください。
とりあえず、問題となっている生産データ(加工費)の箇所を見ました。
はい、この数値は意味は分かります。あっていると思います。
そして、5,148,000-48,000=5,100,000 の式までは理解できます。
良品が負担すべき、加工費ということですね。正しいです。
しかし、そこから先がいけません。
それをいきなり、完成品と月末仕掛品に加工費完成品換算量(4,500:400)で按分するとい点が間違えています。
そもそも標準原価計算は、にしさまの示された計算のようにインプットベースの金額をアウトプットに配賦して行うべきものではありません。
標準原価計算は、アウトプット側の標準的な原価をあらかじめ決めておくことで、計算を容易かつ迅速に行うものです。そして、そのアウトプットを得るのに投入すべき標準的なインプットと、実際のインプットの差から差異を把握するものです。
これは、標準原価計算の根本の考え方なので、もしかするとそこの点で多少の誤解があるのかもしれません。
仮に、本問が、実際総合原価計算における度外視法の問題なら、おっしゃるとおり、5,100,000÷4,900という式が成立します。それは正味原価と仕損費を分離することなく、負担割合を考慮せずに計算しているからです。当然不正確な計算です。
一方、実際総合原価計算でも非度外視法なら、正しく計算できます。
まず、完成品と月末仕掛品が負担する加工費の正味原価は、
完成品:4,500,000 月末仕掛品:400,000 です。これはいいですね?
そして、完成品と月末仕掛品が負担する加工費の正常仕損費負担分は、
完成品:180,000 月末仕掛品:20,000 です。
上記加工費を全部合算すると510万円です。にしさんの計算は、それを、単に完成品と月末仕掛品の完成品換算量(4,500:400)で按分しようとするから、おかしいのです。
そうではなくて、510万円のうち、正味原価は490万円であり、それは確かに完成品と月末仕掛品の完成品換算量(4,500:400)で按分されるものですが、正常仕損費20万円は、完成品と月末仕掛品の物量(4,500:500)で按分しなければいけないのです。
なぜ、非度外視法では仕損費のうちの加工費分を物量按分するのか分かりますか?一見すると、加工費なのだから完成品換算量で按分するのが正しいような錯覚に陥りますが、それは間違いです。物量で按分するのが正しい計算です。間違えないようにしてください。(これは、本来、実際総合原価計算のところで学習すべき論点です)
さらに、本問は標準原価計算で、かつ「正味標準製造原価に特別費として正常仕損費を加える。」方法で原価標準を設定しています。よって、上記の非度外視法と同じ計算になります。
なお、にしさんの示された計算方法が、科目(A、B、加工費)ごとに分けて計算する方法であったので、それにあわせて解説を書きましたが、本来、標準原価計算は、このように科目ごとに分けて計算すべきものではありません。(まあ、そのように解説している書籍があることも存じていますが)
その計算方法は、本来の標準原価計算の意図に合わないものですし、ミスも引き起こしやすいので、老婆心ながら、可能であれば、本来の原価標準にもとづく計算方法に慣れることをおすすめします。
ありがとうございました。
根本的な理解が足りませんでした。
まだまだ理解不足です。
先生の解説で、よく解りました。
テキストどこかで、読み間違えたと思います。
計算数字はしょってしまいました。分かり難く申し訳けありませんでした。
エクセルで生産データ書いて、貼りつけようとしたもので数字がずれてしまいました。
会社から帰ってきて、夜10時ごろから始めたので、かなりはしょってしまいました。お詫びします。
こんにちは。
腕試しに解いてみたところとりあえず全問正解でした。
しかし、先生の解説や解き方を見て自分があまりにもめんどくさい解き方をしていたんだと気づきました。
私の解き方は、まずタイムテーブルを書き仕損の負担関係を明確にし、正味原価標準、正常仕損費、総原価標準を算定。
次に生産データから仕掛品の貸方部分を整理したのですが仕損の負担の関係でA&加工費とBに分けて次のように考えました。
A&加工費(カッコは加工進捗度) B
完成品 4500 完成 4500
完成品負担の仕損 450(180) 月末 500
異常仕損 120(48)
月末仕掛品 500(400)
月末負担の仕損 50(20)
完成品総合原価 4500×6190=27855000
異常仕損費 120×1500+48×1000=228000
月末 500×1500+500×3500+400×1000+500×190=2995000
標準原価差異 T勘定を書いて 922000(借方)
このように解いたのですが、全ての単価を算定してそれぞれ掛け算をする方がスマートかつあれこれ考えないのでミスが減りそうですね。
お忙しいところ失礼致します。日頃から先生のご著書で学習しています。他のテキストよりも大変分かりやすく有り難く思っております。
そこで質問があります。
テキストでもわからなかったのですが、
上記では
「仕損品原価:1,500円+1,000円×40%=1,900円
ここで正常仕損は、検査点を通過した良品の10%であることから、原価標準に加算する正常仕損費は、1,900円×10%=190円です。」
とありますが
なぜ「良品の10%」ならば「仕損品原価の10%(1,900×10%)」となるのか、そもそも仕損品原価の10%とは何なのだろうと、理解がすすみません。
何卒ご教示頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
本問を例にとります。
例えば、完成品を100個作るとします。
正常仕損は何個ですか?
良品(ここでは完成品100個)の10%ですから10個ですね。
さて、この10個の仕損に対して掛かった費用はいくらでしょうか。
まず1個あたりの仕損品原価は、1,500円+1,000円×40%=@1,900円です。
この仕損品には評価額がないので、この@1,900円が1個あたりの仕損費です。
ということは、
完成品100個が、@1,900円の仕損費を10個分負担するんですよね。
では、完成品1個が負担すべき仕損費はいくらでしょうか?
@1,900円×10個÷100個=@190円ですね。
この式の後の部分「10個÷100個」は、10%ですから、
@1,900円×10%=@190円
これで分かりますか?
先生の解説でようやく理解ができ、
モヤモヤしていたものがスッキリしてとても勉強になりました。
NSテキスト「基礎編Ⅱ」のほうにもこの内容を早速書き込みました。
お忙しい中、わざわざ時間を割いていただきありがとうございました。
こちらの記事には直接関係ないかもしれないんですが、実際原価計算と標準原価計算における異常仕損の意味合いの違いがよく分かりません…。
より正確に言うと、実際総合原価計算では正常仕損と異常仕損の発生点が異なる事があるのに対して標準原価計算では同一点発生になりますよね?(
この時実際総合原価計算では異常仕損って何をもって異常としているのかがイメージできないのです。
もし月間の仕損許容量みたいなものがあって工程の頭から発生した順番に数えていてオーバーした量が異常だとしたら異常が正常発生点より早く発生するのはおかしいように感じますし、そうではなく工程のこんなところで仕損が発生するのはおかしいからこれらは異常だ、と判断しているのであれば標準原価計算にて正常と異常が同時発生して異常仕損が正常仕損と同じだけの加工費を吸っているのが疑問に思えます。
このように全くイメージがまとまっておりません。どうかご教授頂けないでしょうか。
>実際原価計算と標準原価計算における異常仕損の意味合いの違いがよく分かりません…。
異常仕損とは異常な状態で発生した仕損のことであって、原価計算方法が実際原価計算なのか標準原価計算なのかとは関係がありません。
>より正確に言うと、実際総合原価計算では正常仕損と異常仕損の発生点が異なる事があるのに対して標準原価計算では同一点発生になりますよね?
そうとは限りません。解かれている問題がたまたまそうだったのかもしれません。
>この時実際総合原価計算では異常仕損って何をもって異常としているのかがイメージできないのです。
異常仕損は、2つのケースが考えられます。
1つは質的異常です。これは事故や火災などの理由によって仕損が生じるケースです。どこで発生するかは分かりません。当然、仕損検査点とは別の箇所でも発生する可能性はあります。
もう1つは量的異常です。これは、通常の製造活動で想定しうる仕損量を超えたら、その分を異常とするという考え方です。この場合は、仕損検査点において認識されます。
多分このあたりが混同されているのではないでしょうか。
実際総合原価計算にせよ、標準原価計算にせよ、どちらかしか発生しないケースもありますし、両方発生するケースもあります。なお、標準原価計算の場合、量的な正常仕損は、原価標準に組み入れてしまうことが一般的です。
ちなみに、私の執筆したテキストには書かれているのですが、お使いじゃないですよね?
返信が遅れました、申し訳ありません。
ご回答頂きありがとうございます!
仕損のある標準原価計算では良品の数%を超えた分が異常仕損になるものだと思い込んでいました。(本記事のミニテストで指すなら正常仕損も異常仕損も40%の同一時点で発生)良品の数%を超えた〜というのはただの一条件でしかないのですね…!質的異常と量的異常も混同していました。
あれから考えてみたのですが、例えばミニテストに「加工進捗度70%時点にて第2検査点を設けており、そこで発生した仕損は全て異常仕損としている」といった条件を付け加えるとして、実際仕損が30個発生したとしたら異常仕損費は①40%時点の228,000と②70%時点の176,700(A@1,500+B@3,500+加@1,000+正常仕損@190=@5,890×30個)で合計404,700になるといった解釈になりました。これで合っているでしょうか?
同一発生とは限らないというのはこういった出題もあり得るぞ、ということですよね?
自分はT社のテキストで勉強しています。先生の講座を受講していないのに質問ばかりして申し訳ありません…。
だいたい合っていますが、いくつか懸念点があります。
1つ目の懸念は、70%地点で異常仕損が生じたときの単価です。正常仕損費の負担をさせないとすると、その単価は、A1,500+B3,500+加工費700=@5,700円です。加工費にご注意ください。
2つ目の懸念は、異常仕損に正常仕損費を負担させるべきか否かは議論の余地があるという点です。正常仕損の発生点を通過した時点で負担義務が確定しているとするなら、検査点は40%なのだから70%で発生した異常仕損にも負担義務はあると考えるべきです。この場合、さきの@5,700円に正常仕損分の@190円を加える必要があります。
一方で、異常仕損に掛かったコスト(異常仕損費)には原価性がなく、営業外費用や特別損失に計上されるものです。ところが正常仕損費は原価性があるため、製品原価に転嫁されるべきです。この観点からは、異常仕損に正常仕損費を負担させるべきではないということになります。
この「異常仕損に正常仕損費を負担させるべきか否か問題」は、どちらの見解も容認されており、試験で出題されるとしたら(可能性は極めて低いですが)処理方法が指示がされるはずです。
>同一発生とは限らないというのはこういった出題もあり得るぞ、ということですよね?
可能性はゼロではありませんが、過去30年間すべてを解いていますが、標準原価計算でこのパターンは出題実績がありませんから、事実上、出題はないと考えていいと思います。なお、総合原価計算においてこのパターンの出題実績はあります。(確か全経上級でしたが)
先生のおかげで疑問が晴れました、ありがとうございます!
重箱の隅をつつくような質問ですみませんでした…。
初歩的な質問で大変申し訳無いのですが、質問させていただきます。
正常仕損品の算定で、(4,500+500×40%)×10%としてしまって間違えたのですが、なぜ月末の加工進捗度が80%だと、検査点40%を通過したことになるのでしょうか?おそらく、加工進捗度の理解不足が原因と思われるのですが、どうしてもよくわからなくて、、
どうかご教授頂けないでしょうか?
宜しくお願いいたします。
>正常仕損品の算定で、(4,500+500×40%)×10%としてしまって間違えた
逆質問になって申し訳ないのですが、「4,500+500×40%」の式についてお聞かせください。
この式の500は月末在庫量ですよね?これに40%を掛けたのはなぜですか?月末仕掛品の検査点における完成品換算量を出したかったということですか?
正常仕損品の数量は、「検査点を通過した数量」にもとづいてそれに正常仕損率(本問の場合10%)を掛けて算定します。通過した数量を計算したいのであって、完成品換算量は登場しません。このあたりで勘違いされていませんか?
>なぜ月末の加工進捗度が80%だと、検査点40%を通過したことになるのでしょうか?
例えば、0メートル地点がスタートで40メートル地点に検査点があって、100メートル地点にゴールがあるとします。あなたはスタート地点からゴールに向かって歩いていって、今、80メートル地点にいます。さて、あなたは検査点は通過したでしょうか?という問題ならわかりますか?
質問にお答えいただきありがとうございます。返信が遅れ、申し訳ありません。先生のおっしゃる通り、完成品換算量として考えていました。
はい、理解できました。非常にお恥ずかしいのですが、「A直接材料は工程の始点で投入、加工進捗度60%の地点でB直接材料を追加投入する」といった文言にひきずられ加工進捗度の考え方があやふやになっていました。
もう一度基礎からやり直します。
ありがとうございました。
検査点を発生したとありますが、0.4で検査してそこで仕損が発生したということですか?
検査点が設けられている場合は、実際にはそれより以前で仕損が発生したとしても、検査点で仕損が発生したとみなします。
ありがとうございます。初めのころは、検査点で検査をしただけで、なぜ、仕損が発生するのがわかっていませんでした。検査をしなければ仕損が発生しないと思っていました。