第164回日商簿記1級合格体験記【杉本 麻有さん】

私は2020年2月に二級に合格し、その後一級の勉強を開始し、158回に初受験、その後5回目の受験でようやく合格をすることができました。

初めは某スクールで通信にて勉強をしておりました。

初めて受験をした158回で66点、その後も66点、65点と60点台から脱出ができず、

今の勉強方法を続けていても合格ができないのでは、と絶望的な気持ちになっていた矢先にプロ簿記に出会いました。

プロ簿記での学習を続けていくうちにこれまでの学習方法(仕訳や暗記で乗り切っておりました)がいかに間違ったものであったかを痛感しました。富久田先生の講義はとても楽しく、こういうことだったのか、と納得できるものが多く、富久田先生についていけば絶対に合格できる、と自信をもって勉強を継続することができました。

■勉強方法

私はこれまで何となく、雰囲気で解いておりました。しかしそれでは解ける問題、解けない問題がでてきてしまい、根本的に理解できていない部分が多いことに気が付き、初級確認テストをベースに全く解けなかったもの、何となく解けたもの、解けたけど時間がかかったものにわけてそれぞれの段階での対策を検討しました。具体的には全く解けなかったもの、何となく解けたものはインプット講義を聞き、理解できていない部分の棚卸をしました。

解けたけど時間がかかったものについては解き方に迷いがあったのか、下書きの書き方が良くなかったのか等分析をし、その後上級確認テストや解法マスターで問題演習を実践しました。ある程度理解が進んだら全経上級の過去問、とてもおすすめです。良問ですし、自分自身の理解度を確認することができます。私は全経の過去問ですらすらと解けるようになってきたあたりでこの勉強法で良いんだ、と自信を持って取り進めることができました。

■60点台から脱出するために改善したこと

なかなか60点台から脱出できなかったので、合格する人と自分の間で何が足りないのだろうか、と何度も考え、多くの方の合格体験記を読み、自分に足りない部分の洗い出しを行いました。具体的には以下を実践致しました。

・一言置き換えの実践:先生の講義を聞いた後や、問題を解いた後、「要はこういうことだよね」と端的に自分の言葉で説明する。→言葉が行き詰まるところが自分の理解できていない部分のため、復習をするのにメリハリがついた

・問題の意図を探る:先生も講義中に何度も仰っておりましたが、問題を解くうえで全体像をとらえることが本当に大切です。私は木よりも枝葉ばかりみておりました。改善をするために、問題演習の過程では全体的な流れを確認した後、解く道筋を言葉にして空いたスペースに殴り書きをし、全体像と道筋が合っているかを確認しながら解いておりました。→特に工業簿記では一問一問で結構な計算量が必要であり、問題を解きながら最終的なゴールを見失いがちでしたが、方針をメモしておくことで迷子にならずに解き進めることができるようになってきました。

・とにかく先生の言うことを実践:日頃から先生が講義中に話していることを実践していきました。特に試験一週間前は初級確認テストしか確認しませんでしたが、初級確認テストの理解度をほぼ完璧な状態に仕上げました。電車の中で問題を見て解き方がパッと頭に思いつくか、内容につき説明できるか、を意識し、少しでも疑問を抱いたりなんとなくしかわかっていないものについてはインプット講義に戻り、考え方の確認をしました。

・重要論点とそうでない論点にメリハリをつけること:基本的な部分については初級確認テストを完璧にし、そのうえで重要論点とそこまで重要論点でない論点にメリハリをつけて学習をしました。特に先生が講義中に重要とお話されている論点(私の場合は連結、その他の包括利益については完成度を高め、CF計算書や逆取得については深いところまで学習を進めませんでした)を参考にし、ここの論点なら何がでても解ける!というところまで持っていくよう、意識をしました。

■苦労したこと

勉強時間の確保が何よりも大変でした。5歳と2歳の小さな子どもがおり、仕事もしていたのでまとまった勉強時間がなかなか確保できませんでした。

そのため、いかに効率的に勉強するかを意識しておりました。

平日は朝の出勤前に1時間、通勤中の電車の中や歩きながら、お昼休みの1時間、帰宅中の時間、子供の寝かしつけ後に1~2時間という日常でした。

なかなか時間を確保できないことに焦りや不安を感じることもありましたが、毎日少しずつでも前進をしていけば、必ず合格できる、と信じ、不安な気持ちを押し殺しておりました。

■アドバイス

1級はとにかく試験範囲が広いので不安になったり、学習方法に悩むこと、何度もあると思います。でもプロ簿記と出会い、本質的な理解が何よりも大事なことを痛感致しました。本質的な理解をしていれば、応用論点も自ずと解けるようになってきます。逆にふわっとした理解のままだといくら問題演習を重ねても、解けたり解けなかったりします。富久田先生の講義は実務的な背景の話でイメージを持たせてくれるもので、そういうことだったのか、と納得できる部分がたくさんありました。先生も何度も仰っておりますが、腹落ちしたものはなかなか忘れません。先生についていけば必ず合格できます。諦めずに最後まで頑張ってください!!

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