第170回日商簿記1級合格体験記【hocotenさん】

【はじめに】

プロ簿記に入会したきっかけは、無料公開のブログ記事の分かりやすさ、先生の熱意、そしてオンデマンドコースならば5,000円/月から続けられるコスパの良さに魅力を感じたことです。
特に、私は大学生なので、アルバイトの稼ぎのなかから学費を賄うことの出来るプロ簿記講座の価格設定には大変助けられました。

【受験結果】

2023年1月(大学1年):3級合格
2023年12月(大学2年):2級合格
2024年6月、同11月(大学3年):1級を受験するも不合格。この間就職活動。
2025年6月(大学4年):1級合格

就職先は機械メーカーの経理財務部門の予定です。今後は管理会計の専門性を高めたいと考えています。また、IFRS適用企業なので、ここで学んだことを基礎に新たにIFRSや海外のGAAP、英文開示についても学んでいきたいと考えています。

【取って良かったこと】

なにより自分に自信がついたことが一番良かったことです。
大学の会計学ゼミや、課外活動で所属している非営利団体の会計部門で意見を求められたとき、正しい会計理論に基づいた地に足のついた意見を発信できることが出来るようになりました。また、組織全体の議論の質や会計リテラシーが目に見えて向上したことも大変嬉しかったです。加えて、そのことが評価され、大学外で会計士や税理士の先生との人脈を得ることが出来たのも思わぬ幸運でした。

【私の勉強法】

1.総論

2度の不合格後に、勉強法を見直し、量から質を重視した勉強に切り替えました。正直に申すと、モチベが下がったことと、プライベートが多忙になり、十分な勉強量が取れなくなったことが背景にあります。
しかし、この時「絶対に暗記しないで合格する」という一つのルールを決めて勉強を継続したことが、結果として本質的な理解につながって合格に繋がったのだと今では思います。
また、生成AIの使用について、現時点ではまだ知ったかぶりをすることも多いので、質問は先生や専門家の方にした方が良いと思います。
 
2.各論

2.1.商業簿記・会計学
商会については、独学で試験範囲を一周し、その後問題演習、解説を見る、不明点を自分で調べる、それでも分からなければ質問をする。という流れで勉強していました。
不明点を自分で調べる際は、プロ簿記の無料記事や、大学の教科書(桜井久勝, 財務会計講義 第24版)を参考にしていました。
また、独学で試験範囲を一周した際は、上記に加え、YouTube「CPAカレッジ」の神下書の動画をよく視聴していました。特に退職給付と企業結合は分かりやすかったです。

2.2.工業簿記・原価計算
工原についても、商会とほぼ同様です。ただ、原価計算は実務経験がないとイメージがつかみにくい学問だと思いますので、経理の実務本を読まれることを推奨します。私は何冊か読んだ中でも、吉田栄介先生の「花王の経理パーソンになる」が最も読みやすい本だと思いました。

【謝辞】

最後に、プロ簿記の富久田先生、弟子1号さん、その他会員さんには、多大なご助言、ご協力頂きました。ここに感謝の意を表します。

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