第165回日商簿記1級合格体験記【渡邉 義夫さん】

40代後半から1級の勉強を始めて10年目、今年でアラ還9回目にして165回にて商業10会計学19工業24原価計算23の合計76点でようやく合格する事が出来ました。

合格まで長期化した理由は諸々ありますが、一番の原因は勉強方法が正しくなかった点に付きます。
私が簿記の勉強を始めたきっかけは、勤務先の人事試験にて簿記3級が科目としてあった事と妻が期を同じくして独学で2級まで合格した事があり、簡単に習得出来るものと考え独学で3級、2級とスタートしました。
『検定試験なんて、要は暗記がすべて。過去問のパターンに嵌めて解けば楽勝!楽勝!』と楽観して取り組んで、当然テキストなんて斜め読み、過去問を何回か解いて、直前予想問題をやって2級の133回に85点(但しこの会は合格率48%のラッキー回でした)で合格出来ました。
その流れで1級も同じように市販テキストにてスタートしたのですが試験範囲の膨大さに躓きテキスト1周するのに3年程掛かり、初受験の149回は54点という結果でした。

市販テキストは仕訳をすべて切って集計して『はい。答えが出ましたね。』です。
今ではそんな勉強法では到底合格まで到達しないなんて自明の理なのですが、2級までの仕訳、暗記、パターン学習で乗り切ってきた自分としてはその勉強法からの脱却が一番大変でした。

149回の失敗から独学で今までの勉強方法では合格は不可能だと思い、ネットで簿記の独学サイトを検索していたところプロフェッショナル簿記のブログを見つけ、富久田先生の本質講義を拝見したとき、多くの方と同じく『目から鱗』いや『肩から羽生えて昇天』の衝撃を喰らいました。

まさに『簿記って何のため?誰の為?』という部分から、差異分析や連結会計成果連結の時短テクや退職給付でのワークシート解法。有価証券等のキャピタルゲイン等、その他多岐に渡りテキストには無い、実践で非常に役立つ記事のオンパレードに、富久田先生の講義を視聴したいと思って最初はオンデマンドコースから入り、解法マスターのレギュラーコースを受講して、市販テキストの本試験では通用しない仕訳集計型から、基礎本質を踏まえた上での頭の中で仕訳を切り、本試験で十分戦える戦法を学べた事に因っての合格だと思います。

これから1級を目指す皆さんには、私の過去の失敗を踏まえ簿記1級合格に大事なものとは何か?以下の3点をお伝えします。

【1級は基礎がすべてその為には2級、3級に戻り原点から勉強する事】
【1級本試験は言わば時間を得点に変えるゲーム。タイムパフォーマンスを考えろ。】
【正しい勉強方法の実践。継続力。本番で決めきる決定力】

3番目は富久田先生のアドバイスです。
最後になりますが、富久田先生、弟子1号さん、学習アドバイザーのさつきさん、コウタリさん、そらねこさん、そして共に戦い抜いてきたプロ簿記生の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。
富久田先生のお言葉『生涯勉強』を座右の銘に次のステージ(簿財)も頑張ります。

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