第162回日商簿記1級合格体験記【鴇田光祐さん】

はじめに

私は、簿記1級について、最初に独学で挑戦した回から数えて、4回目の受験で合格に至りました。独学で3回、プロ簿記入会後1回という内訳です。ただ、厳密に言うと3回目の受験のタイミングでプロ簿記の無料記事(本質講義、過去問解説等)には片っ端から目を通して試験に臨んだところ、従来の50後半~60前半から67点まで得点が伸びました。
入会の決め手は、こうした得点向上も然る事乍ら、プロ簿記の記事を読みながら勉強していた期間は簿記、会計というものが圧倒的に楽しく思えたことでした。個々の論点の本質や解法をとことんかみ砕いて説明して下さる富久田先生の講義をぜひ受講したいと思い、3回目の受験後、合格発表も待たず、すぐにプロ簿記に入会しました。

プロ簿記での学習法

3回の受験で、入会時までに一通りの論点のインプットは完了しているつもりだったので、あとは『試験時間の中でどのように合格点を獲得するか』という部分にフォーカスしてプロ簿記の力を借りようと思っていました。そのため、オンデマンドコース内の『解法マスター』のみに絞って、予習→受講→復習→再受講といったサイクルを回していました。そのうえで、苦手な論点については過去問データベースで各論点で検索して補強するというスタイルでした。どうしても勉強のモチベーションが上がらない時も多々あり、そんな時にはテレビを観る感覚で、解法マスターを流していました。

※ちなみに『解法』マスターという名称ですが、個人的にはインプット講義としても差支えないくらい、随所で各論点の本質についても説明されていました。

本番

私が最後に受験した162回は、商会の開始直後に問題を見渡した結果、正直『うわ、、商品売買と収益認識基問題多い、、、』という印象を受けましたが、落ち着いて戦略を建てました。
今までの問題演習の傾向から商品売買を後回しにしたほうが得点率が高いと分かっていたのですが、捨てるには勇気がいる分量で少々躊躇しました。ただ、解法マスターを何度も受講したせいもあってか富久田先生の、『商品売買はハマると全滅する。最悪完全に捨てたってこれだけ得点できる!』という言葉が浮かび、勇気を出していったん後回しにして他の論点を解いていきました。
最後のほんのすこし余った時間で、最初の簡単な問題を1,2問さらって商会が終了しました。正直、帰りたい衝動にかられましたが、商会は埋没費用、工原に集中だと切り替え、何とか完走し、結果として合格点に達しました。

後日、プロ簿記の速報解説記事を確認したところ、あの時頭の中で浮かんだ富久田先生の言葉がそのまま解答戦略として記載されていて、解法マスターを受講した甲斐があったと感動しました。

最後に

プロ簿記に入会してからは、本質的な理解ができたことで、個々の論点や設問については『要は何が分かればよいか。』、試験全体の観点では『どこで得点すれば合格点を獲得できるのか。』というゴールから逆算することを強く意識するようになったと思います。
各種講義の中でも、しばしば『要は~がわかればいい』といった発言をされていると思います。そういった思考を講義の中で各論点で吸収していくと本番で必ず役立つと思います。

富久田先生、プロ簿記スタッフの皆様、本当にお世話になりました。

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