第161回日商簿記1級合格体験記【柴 良一さん】

 貸方借方もわからない状態で2021年の6月辺りから独学を始め、市販の参考書を使って勉強をしました。3級、2級とスムーズに取得し出来たためにそのままの勢いで11月の1級試験を記念受験と思って受けました。

テストを終えてみて、衝撃を受けました。「問題が読めない」のです。振り返ってみれば、全ての用語や定義をふわっとした理解で積み上げてきていたために、「何を問われてるのか」「どの情報が必要なのか」一切わからなかったのです。

これはもう独学では無理だと感じ、ネットを探した結果、プロ簿記ブログに出会いました。確か、初めて読んだのはセールアンドリースバックの記事だったと思います。会話文形式で書かれたその説明が驚くほどわかりやすかったことに感動したのを覚えています。

私はオンデマンド生として講義を受けました。生来の怠惰な性格からアウトプット、演習量は十分にこなせたとは到底思いませんが、インプット講義は本当に大好きで何度も観ました。
プロ簿記は富久田先生お一人が商会工原を担当してらっしゃいます。テキストも確認テストも先生が作成しておられます。そこには一貫した会計思考と呼ぶようなものがあり、可能な限りそれと接することでプロ簿記の謳う「本質理解」への道が開け、現場対応力が身につくのだと思います。

具体的な勉強方法としてはインプット講義を観て確認テストを解く。アウトプット講義を観て答え合わせをして、解法マスターへ。といったノーマルな流れです。他の教材は一切使っていません。過去問も先生が動画で紹介していたものを資料室から引っ張ってきてちょっとやったぐらいです。

 これは反面教師として欲しいのですが、私はとにかく気分次第でアウトプットをしたりしなかったりでした。おかげで定着率が悪かったです。
 代わりにインプット講義を、洗い物をしている最中や入浴中でもBGMとして流しながら「先生はこの論点をこう説明する。自分が教える立場だったら別の例えや伝え方はどんなものがあるだろう」などと妄想していました。決して褒められたやり方ではないですが、自分の脳内で論点について一席ぶつくらい会計が好きになれました。

 結局、2級もままならない状態から半年で合格出来ました。もちろん運が良かったのもありますが、運次第で合格出来るレベルにまで引っ張り上げてくれたプロ簿記には本当に感謝しています。

 今後としては、1級合格によって税法受験資格を得られたので、税理士方面に進もうと考えています。まずは簿記論、財務諸表論から、プロ簿記で得たスキルをベースに勉強していきます。

 日商簿記1級合格とそれ以上に価値ある「会計の楽しさ」を教えて下さったプロ簿記に心よりの感謝を!

 ありがとうございました!

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