第159回日商簿記1級合格体験記【新川 仁美さん】

はじめに
2019年6月にオンデマンド会員となってから合格までに2年半、大手予備校時代も含めるとかなりのベテラン受験生で、合格体験記を執筆させて頂いておりますが、反省すべき点は多々あります。今、振り返ってみて長期化した理由は、2級を解法暗記で乗り切り、特に工業簿記の基礎ができていなかったこと、商業簿記や会計学でもふんわりとした理解の論点が多かったことだと思います。
プロ簿記との出会い
工業簿記について、計算はできるけれど、何の計算をしているのか分かっていないという状況を何とかしたくて、辿りついたサイトがプロ簿記でした。「日商簿記1級合格マップ概要」の記事に共感し、先生の本質理解の講義を受けてみたいと思い入会しました。
プロ簿記での学習と壁
プロ簿記では、工業簿記と原価計算の講義を中心に受講しました。先生の講義は物の流れをイメージできる具体例が豊富で、理解できなかった工業簿記の論点ごとのポイントが見えてきた時、感動しました。
しかし、「理解する」ということと、問題が「解ける」ということはまた別で、体が覚えるまで反復演習しました。初級確認テストを解く→アウトプット講義を受講、理解できていないところはインプット講義で補強し、自分の中で解き方の軸を確立していきました。
その後、解法マスター、答練でテクニックを学び、過去問を2-3周して受験した156回が60点台でした。もうあと一歩のところで60点台から抜け出す突破力が見つけられず、基礎問題はできても目先を変えられると途端に解けなくなり、焦ればケアレスミスも増え、点数も伸び悩み先の見えない最も苦しい時期でした。
勉強方法の改善
156回を受験した後、結果が出せず精神的にも辛い時期だったので、少し勉強を休みました。何をすべきかを見失っていましたが、少し離れてみることで冷静になれ、理解の浅い論点の底上げ、ケアレスミス対策を地道に行うという2点が明確になり勉強を再開しました。
今までの解法を覚える暗記中心の勉強方法を改め、間違ったところは自分の言葉で人に説明できるレベルになるまで、テキストや会計基準を調べ、理解を深める勉強を意識し、理解できたかを確認するために、寝る前や通勤時間中に誰かに話すつもりで、脳内で一人授業を行いました。
一方で地道なケアレスミス対策も強化し、掲示板での皆さんのミス対策を参考にミスノートを作成。なぜ間違ったのかを分析し、ミスしない仕組みを作り、徹底できるまで練習しました。ミスノートはお昼休みや通勤時間中に何度も見返し、ミスした内容を思い出せるかを意識しました。
学習計画は1か月ごとに立て、学習記録をつけ、その記録がこれだけやったという自信につながり、精神的に安定した状態で試験を受けることができました。本試験では、苦手だった本支店会計が出たにも関わらず自分なりの解答戦略で焦らず得点すべきところが拾えたと思います。
勉強方法を改善することを意識してから約6か月後の試験159回で合格することができました。
最後に
学習に躓いた時、親身になってくださる学習アドバイザーの方や弟子1号さんには本当にお世話になりました。先生の厳しいけれど暖かいアドバイスに救われ最後まで頑張れました。先生方や家族に何としてでも合格という形で恩返しをしたいという気持ちが、本試験で合否をわける1-2点につながったと思っています。
40歳を過ぎてからの挑戦で体力・集中力が落ちていて、遠回りもしましたが、プロ簿記で学んだことは、これからの人生の糧となりました。丁寧に指導してくださった先生、学習アドバイザーの方には心より感謝しています。ありがとうございました。
“第159回日商簿記1級合格体験記【新川 仁美さん】” に対して3件のコメントがあります。
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初めまして。神田と言います。
おかげさまで、簿記1級の161回に合格できました(^^)
プロ簿記の授業は受けておらず他の予備校(T社)に通っていましたが、勉強中は本サイトを大いに参考にさせていただきました。T社の講義も試験対策としては十分良かったですが、プロ簿記の方が会計処理の本質を理解させていただいたように感じます。
プロ簿記がなかったら落ちていたかもしれません。本当にありがとうございました。
おめでとうございます!
2年前くらいから読ませていただいております。
貴重な情報ありがとうございます。
私は、11月の試験が4回目の試験となります。
最近、過去問の5回に4回は70点以上の点数が取れるようになってきました。
ようやく次こそは、、、、、と思い、気合を入れている追い込みをかけている状況です。
そんな状態の私は、これまでは、
「1級は難しい、とても難しい」と苦手意識をすごく感じていましたが、最近、あれっ? なんかできるようになってきているぞ。と手ごたえを感じれるようになってきています。
結局のところ、
・ 絶対落としてはならない頻出問題を落とさなければ70点には届く
・ 初見のような見たことがない問題が出ても、戸惑わず、テンパらず、その中の取れる問題だけは落とさな
いようにすれば70点は届く。
ということなんだな。ということが感じ取れるようになってきました。
感じ取れるようになった要因は、すべてのテキストレベルの範囲を把握できたからだと思っています。
問題をみて、「あっ、これは、テキストレベルだ」 「ん? これはみたことないぞ。だから、みんな同じようにできていないぞ」 「あっ、これは難しいや、習ってないからできない」 と感じ取てきています。
これは、合格に近づいているということですよね???