第170回日商簿記1級合格体験記【高橋 健太さん】

大まかな道のり
企業の経理で働いています。日商簿記2級取得後、当時は緩い気持ちで1級を目指しはじめる。
2つのスクールを経るも最高点は55点。
その後、プロ簿記に2021年の3月に参加し同年11月の試験で69点を取るも、その先メンタル面や血圧の上昇に苦しみなかなか結果が出せなかったが、2025年6月の試験で合格することができました。
合格のために必要な事
ふり返ってみても日商簿記1級は過酷な試験です。
心の持ち方と勉強の技術面と試験についての理解 すべてが必要です。
メンタル面について
短期で合格を目指す方、ある程度の期間を設けて挑む方、どちらにとっても試験や日常的に勉強し続けることに対し、考え方を定める必要があります。
私は経理部に配属されてから、自分の人生がとても好転したので、私にとっての武器は「会計に対する感謝の心」です。
試験で良い結果が出ず、勉強するときも、イメージは感謝の正拳突きをする如く、乗り越えてきました。
一部の優秀な人間を除いて、簿記1級合格を目指す人はほぼ確実に立ち上がれなくなる程の心のダメージを負うと思います。1回ではなく複数回です。
挫折から自分の限界を超える、という過程が必ず発生します。
そのため、自分の心の軸を定めることが必要だと思います。
勉強の技術面
ここでやっとプロ簿記のコンテンツへの言及になりますが・・
私はプロ簿記参加までにある程度学習していたつもりだったので月額のオンデマンドコースにしました。今思えばフルセットにしてテキストの最初から理解しなおせばよかったとも思いますが、このオンデマンドコースは基礎講義もアウトプットも解法マスターも学習でき、過去問なども自由に使えるようになるので、非常に良いサービスだと思います。
また、講義も本質的な理解を目指した内容のため、ひねりのある問題にも対応できるようになります。そして何より講師の講義が面白い!問題が解けるようになると苦しかった勉強の景色が変わってくる瞬間があります。
勉強時間はどうしても一定程度必要ですが、暗記で乗り越えられる試験ではないため、必ず質を意識して取り組む必要があります。
受験期間が長くなると、昔勉強した事を忘れてしまいます。
今はスマホの時代なので、勉強した後に要点がわかるような写真を撮り、復習するようにしました。上手に復習を入れないとすべて忘れてしまう、くらいの気持ちで意識して学習すると良いと思います。
試験に対しての理解
独学でやるとこの部分が欠けるため、著しく不利です。
上位10%が合格する相対試験であり、傾斜配点があります。
その傾斜配点は正解者の多い問題に多く配点がされます。
そのため、正答率の高そうな基礎問題を確実に解く、ほとんど誰もできない問題は捨てる。
また、こんなことは試験に書いてないので、問題ごとに自分でこれを判断する力を身に着ける必要があります。
また、上記の仕様から、ケアレスミスが思ったより重く響いてきます。日常的にかならず意識して取り組むべきです。
プロ簿記には答練と模試があり、本番に近い問題を解くことができますが、特に上記の試験に対しての構造面から非常に有用な知識や経験を得ることができます。
※オンデマンドコースでは答練は別料金ですが超おすすめ。
最後に
試験は他人からは結果がすべてですが、自分の中では取り組んだ事は生涯の財産になりました。
監査法人とも自信を持って対話できますし、大きな困難を乗り越えた経験は軸になります。
富久田先生、弟子1号さん 本当にありがとうございました!
