第162回日商簿記1級合格体験記【dsukeさん】

私は、会社では中間管理職、家庭では二人の子供を持つ父親、記憶力と体力の低下に抗うミドル世代(もはやシニア世代?)です。振り返れば、初めて3級のテキストを開いてから、1級に合格するまでに、丸6年かかりました。よって、ピカピカの「合格体験記」は自分には書けませんので、「長い時間はかかったが、何とか1級合格を果たせた。大切なことは何だったんだろう?」という視点で、自分が取り組んだことを2つ書きます。

①仕事や家族との時間以外は、全て勉強時間とする

私は、2017年2月の第145回試験にて、日商簿記3級、2級を同時に受験し、実質4か月の勉強で合格に至ったので、根拠なく1級も何とかなるだろうと思っていました。でも、やはり何ともならず、環境を変えようと、2018年6月にプロ簿記講座第4期に申し込みました。ただ、仕事が忙しいことを言い訳に、勉強が長続きしません。さすがに、これではまずいと思ったのは、新型コロナ真っ盛りの2020年10月。試験への考え方を、「何とかなる」から「自分で何とかする」に変えて、本気で勉強に取り組むことにしました。仕事や家庭でのパフォーマンスは下げられませんので、自分がコントロールできる時間全てを、簿記の勉強に使いました。「思い立ったら勉強」となりますので、「オンデマンドビデオ」には大変助けられました。それから、少しずつ勉強に手応えを感じられるようになり、本試験や模擬試験の得点もじわじわと上がり始めました。

②腹落ちするまで、粘り強く勉強する

私のように、集中力が若い頃と比べて低下したと感じる50歳前後の方々には、「分かる」と言ってもらえると思うのですが、予習、講義視聴、復習を1回行うだけでは、到底「腹落ち」しません。そんなときは、同じサイクルをもう1回繰り返す、「掲示板」で探す、「テキスト」や「確認テスト」に戻る…をグルグルと回っているうちに、どこかのタイミングで必ず腹落ちします。ミドルの私ですら実践できたので、皆さん、安心してください。但し、どれだけ時間がかかるかは人それぞれですので、諦めないことが大事です。個人的には、テキストを読みながら、あれこれ考える時間が、本質的な理解に役立ったと思います。

私は上記2つを実践することで、勉強が生活の一部となり、勉強すること自体が楽しくなりました。もちろん、日商簿記1級合格が目標であることに変わりはなかったのですが、それはあくまでも通過点だと思うようになりました。今は、目標を税理士試験の簿記論、財務諸表論に定めて、勉強を続けています。

私が1級合格という目標を達成し、さらには「勉強は楽しいんだ」ということに気が付けたのは、プロ簿記講座の皆様のおかげです。富久田先生、弟子1号さん、学習アドバイザーさん、そして何よりも「同志」である受講生の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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