第157回日商簿記1級合格体験記【bunkitiさん】

5年ほど前に簿記2級に合格しましたが、転勤等があり勉強を中断していました。その後、役職定年を迎えて定時に退社できるようになったことと、あと10年は働きたいので活躍できる場を広げたいと考え、簿記1級を受験することにしました。
2019年12月に勉強を始めましたが、その際に①独学で受験する、②大手スクールのテキストと問題集を信じて他には手を出さない、③基礎ができた後は過去問題集を繰り返す、という方針を立てて1級受験に臨みました。
しかし勉強を始めて直ぐに「原価率算定の際に、割戻しは仕入から控除するが売上からは控除しない」理由が理解できず、いきなり躓いてしまいました。色々考えても分からず「2巡目には全体像が分かってきっと理解できるはず」と思って先に進むことにしました。その後も疑問点や違和感のある点が出てきましたが、解消しないままテキストの記述を丸暗記して勉強を進めました。
2020年5月に2巡目に入りましたが、分からなかったところは2巡目も分からないままでした。8月からは過去問題集にも着手しましたが大半の問題に歯が立たず、中には解説が理解できないまま解答を覚えざるを得ないことさえありました。それでも「繰り返せばきっと力がつく」と念じて勉強をつづけました。
ただ理解できないことを丸暗記するストレスに耐えかねて、インターネットで色々調べるようになりプロフェッショナル簿記に行きつきました。このブログは私には宝の山で、今まで抱えていた疑問や違和感の多くが解決しました。併せて様々な実践的なノウハウも学びました。
これ程、有益な情報を提供してくれるのだからプロ簿記講座は凄いスクールに違いないと思い、受講を真剣に考えました。しかし当時は初心を貫徹したいという思いが強く、独学を続けることにしました。
11月の試験は残念ながら不合格(64点)でした。熟慮の末、初心を曲げて2021年1月にオンデマンド会員に申込みました。その後はプロ簿記講座オンリーの勉強に切り替え、苦手論点のインプット講義、初級確認テスト、解法マスターを完遂し、答練の3回目まで進んだところで2月の試験を迎えました。
プロ簿記講座の内容は私の期待通りで、会計の本質的な部分が説明されるので、商業簿記では仕訳の背景にある考え方が分かり、工業簿記では各論点の関連や全体の流れを理解できました。また時短テクニックやテンプレートのみならず試験問題を解く順番や電卓の使い方まで、あまたの受験ノウハウを学びました。
この時期は平日4時間、休日は10時間程度勉強していました。長時間の勉強は集中力が維持できず、身体も疲弊しましたが、理解できないことを丸暗記するストレスからは解放されました。
2月の試験では商業簿記で見事に足を掬われましたが75点で合格できました。前回対比11点の改善ですが、点数以上に遥かに簿記の理解が深まったと実感しています。
簿記の本質的な部分を教えていただいたプロ簿記講座に感謝するとともに、私の受験体験を通じて簿記1級を目指されている方々、特に独学でご苦労されている方々にプロ簿記講座の素晴らしさが伝われば幸いに思います。
