第156回日商簿記1級合格体験記【yokonoriさん】

【3度の受験失敗】

私は異動で会計知識が必要となったことから簿記学習を始めました。

3級は独学、2級は某大手スクールに入り、それぞれ一発で通過でき、引き続き同スクールで1級合格を目指しましたが、そこから3連敗。しかも受験するごとに点数が悪くなっていき、3回目の受験時の点数は20点台とひどい有様でした。

見たこともない形の問題が出てくると途端に解けなくなる、一生懸命に仕訳を覚えた論点もしばらくすると何もかも頭から抜け落ちてしまう。根本から何か変えないといけないと思い、以前から行き詰った時にブログ記事にお世話になっていたプロ簿記の門をたたきました。

【プロ簿記での学習】

プロ簿記の講義は非常にわかりやすく、新鮮なものでした。簿記一巡の流れや発生主義・実現主義を適用している理由など、これまで私の中で見過ごされてきた簿記の根幹となる部分から丁寧に講義をされ、各論点については、一体何がしたくてこのような仕訳を切っているのかなどを噛み砕いて教えてくださり、会計処理の本質や構造を理解することがいかに大切かを学びました。

また、「とある企業が不正会計を行ったため、このような処理をするようになった」など、様々な実例を挙げながら授業を進めてくれるため頭にも残りやすく、これまで良くわからないまま覚えてきたためにバラバラに散らばっていた知識が線で繋がっていき、非常に充実した学習ができました。

とにかく基礎が大切ということで、確認テストを何回も繰り返し解き、大体の問題を悩む時間なく解けるぐらいにはなりました。時間の都合で解法マスターまではほとんど手を付けることができず本番を迎えましたが、運も良かったのかギリギリ70点で合格することができました。

【さいごに】

簿記1級合格までの道のりは壁にペンキを何度も塗りなおす作業に似ているという言葉を目にしたことがありますが、膨大な出題範囲を1周、2周、3周と繰り返し学習していく様はまさにその通りだと思います。

しかし、塗ったペンキが次から次に剥げ落ちてしまうようなことでは何周しても合格ラインには到達できないでしょう。

私にとってプロ簿記は、正しいペンキの塗り方を教えてもらえる場所でした。仕訳はできるけど正解を導けない、そもそも何のための会計処理をしているのかがわからないなど、私のように簿記の迷路に迷い込んでしまった方には特にお勧めしたいです。

最後になりますが、富久田先生、弟子1号さん、チャットや質問掲示板でお世話になった方々、本当にありがとうございました。

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