第171回日商簿記1級合格体験記【寺門 英介さん】

【学習状況】

2025年2月14日 プロ簿記入会(一級講義視聴は3月中旬頃から)
6月8日 170回簿記一級 不合格(68点)
〜公認会計士試験を受験することを決意し、プロ簿記を退会〜
6月18日 会計士予備校に入校
11月16日 171回簿記一級合格
12月14日 公認会計士短答式試験合格

学習期間は半年ほど。現在大学一年生なので、大学生活と両立しながらの受験となりました。
バイトは170回の受験中はしていましたが、会計士予備校への入会を機に退職しました。
この合格体験記では、170回簿記一級不合格を経て学んだことと、171回簿記一級・会計士短答式試験の勉強を経て気づいたことを書いていきます。

【学習方法】

プロ簿記在籍中は、インプット講義→初級確認テスト→解法マスター→答練・模擬試験という流れで学習を進めていました。
個人的に特に役に立ったと感じているのは解法マスターと模擬試験です。解法マスターを通じて、本試験のレベル感や実践的な解き方を身につけることができました。
また、模擬試験についても、(具体名は控えますが)必要以上に細かい論点や難解な論点を出題する予備校が多い中で、プロ簿記の模試は本試験に非常に近い難易度で構成されており、本番対策として非常に有用だったと感じています。

【学習においての後悔】

170回簿記一級に合格できなかった最大の要因は、復習の甘さにあったと思います。
工業簿記・原価計算については、授業後も繰り返しテキストを読み込み、ある程度丁寧に復習していました。
一方で、商業簿記・会計学については、短期間での受験という事情もあり、授業を受けて初級確認テストを解いた後、それ以上の復習を行わない状態が続いていました。
その結果、特に連結会計分野において理解度が大きく不足してしまい、致命的な苦手分野を作ってしまいました。
会計士受験の勉強を通じて改めて実感したのは、簿記一級の本試験は、難しそうに見えても多くが例題レベルの組み合わせで構成されているという点です。
授業受講後はテキストを再度読み込み、初級確認テストだけでなく、例題も含めて繰り返し解くべきだったと強く反省しています。
当時はインプット(講義の再視聴やテキストの精読)に偏り、アウトプットが不足していました。
しかし、自ら手を動かすアウトプットを通じてしか気づけない点も多く、理解しているつもりでも、いざ過去問を解くと何から手を付けてよいか分からないという場面が多々ありました。
そのような場合、多くは基礎的なアウトプット不足が原因であると感じています。

【やって良かったこと】

やって良かったと感じていることの一つが、質問制度の積極的な活用です。
プロ簿記在籍中は質問制度を頻繁に利用しており、会計士予備校に入校後もチューターへの質問を積極的に行っています。
アウトプットが重要であることは言うまでもありませんが、それ以前に、インプット段階での理解の深さも非常に重要です。
授業中や復習中に疑問に思った点を放置せず、その都度質問して解消することが、短期合格には不可欠であると感じました。

【これから目指すこと】

現在は、公認会計士試験合格を目標に、予備校で学習を続けています。
プロ簿記での学習を通じて簿記の楽しさを知ることができ、将来は会計に関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。

【最後に】

簿記一級は学習範囲が非常に広く、内容も難しいため、心が折れそうになることも多い試験だと思います。
本試験の過去問を見て、手も足も出ず挫折しそうになることもあるかもしれません。
しかし、プロ簿記の教材はどれも完成度が高く、非常に優れたものだと感じています。
それらを信じて一つひとつの完成度を高めていけば、最終的には必ず合格できると思います。

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