第162回日商簿記1級合格体験記【nico2poohさん】

【はじめに】

現職で決算の主担当となったことで、体系的な会計知識を会得したいと考え、簿記1級取得を決意しました。
2021年11月から2022年11月までの1年間の学習により、第162回に73点(商17・会11・工25・原20) でなんとか合格できました。
学習を始める際に予備校のテキストを集めて通読し、学習範囲の広さと解説の薄さから独学での合格は難しいと悟り、プロ簿記のオンデマンドコースに入会しました。
数あるオンライン講義からプロ簿記を選択した理由は、本質理解を旨とする解説が自分に合っていると感じたからです。

【学習戦略】

平日は5時に出社し19時半頃に帰宅、休日は終日家業に従事しているため、学習時間は平日の通勤時間4時間、お昼休憩30分間、帰宅後1時間に限られており、学習時間を有効活用すべく、効率性を重視した学習戦略を立てました。
効率性を図るにあたり、始めに取り組んだことは、学習範囲の取捨選択です。
インプット講義は後回しにして、確認テスト、解法マスター、答練だけに絞り、悪問難問が入り交じる過去問は思い切って捨てました。
確認テストの解説動画を聞いても理解できない場合に限ってインプット講義を視聴、過去問は解法マスター以外解かないという方針により、学習時間を大幅に短縮しました。

【学習方法】

通勤時間での学習が中心となることから、電卓と筆記用具を使わず、いかに学習効果を高めるかということを追究し、次のような方法を採用しました。
行きの通勤時間では前日の復習または基礎テキストの読み込み、お昼休憩では問題演習により疑問点を整理、帰りの通勤時間では疑問点にかかわる講義を視聴し、帰宅後に講義内容をテキストに書き込む、という流れで学習しました。
学習時に意識したことは、答案用紙、設問、問題文という順番に読み、解き方の方針を立てられるようにすることです。
方針がすぐに立てられるようになれば、計算は省き、二度とその問題は解かないことにして、方針が立てられない場合は、その論点について知っていることを全て書き出し、基礎テキストと照合して、理解不足の箇所を特定した後で、インプット講義を利用して知識を補完しました。

【反省点】

模擬試験を合格したことで、上述の学習にある程度の手応えを感じていましたが、本試験では2つの大きな失敗がありました。
1つ目は、演習不足により時間配分の練習ができなかったことです。難易度の高い商業簿記で殆どの時間を使い、会計学では時間が足りなくなり危うく足切りという点数でした。
2つ目は、ケアレスミス対策を怠ったことです。商業簿記はほぼ満点の筈でしたが、ケアレスミスにより5点以上失いました。こうした失敗を避けるためにも、時間を取って演習すべきであったと反省しています。

【今後の目標】

1級取得を機に連結会計・原価計算を実務でも経験したくなり、合格後に転職活動を始めました。
新しい職場でも多くの問題に直面すると予想されますが、簿記学習で培った効率性と忍耐力を武器に精一杯戦いたいと考えています。

最後になりましたが、プロ簿記の丁寧な御指導と温かい支援に心から感謝致します。ありがとうございました。

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