第161回日商簿記1級合格体験記【sakajiyさん】

■受講のきっかけ
2020年2月に簿記2級を取得して以来、会計の勉強から離れていました。ただ2級を持っているのに、連結会計のことを本質的に理解できないことなどにモヤモヤを感じていました。そんな中、会社の上司にプロ簿記のオンデマンド講座を勧められ、月5,000円で安いし・ダメだったらすぐに解約できると思い、2022年1月に入会をしました。
■勉強方法について
オンデマンド講座は良くも悪くもカリキュラムを自分で組めることにあると思います。私がまず考えたことは、勉強の進捗度と完成度、どちらを優先してカリキュラムを組むべきかということでした。先生のお話を聞いて、講義をすべて履修・理解し、用語集・原価計算基準を満遍なく覚えようとすると、1年はかかると自分では思いました。そこで、合格を11月の162回に照準をあわせつつ、6月の161回でも勉強の進捗度が100%になることを優先して、以下のようなスケジュールを立てました。
♦1月~3月 インプット講義をフルで受講。確認テストは受講・視聴せず、市販のT社のテキストの例題・章末問題を確認テストとして代用しました。
♦4月~6月 解法マスターをフルで受講し、苦手な論点はインプット講義を再度受講しました。過去問については、解法マスターで取り扱った問題以外は手をつけず、答練もスキップしました。代わりに市販のT社の予想問題集を4回分解きました。暗記の作業も、予想問題集の付録にあった暗記カードのみを覚えることにしました。(それ以外が問題に出たら、T社が悪い!という開き直りを持っていました。)
決して、プロ簿記のコンテンツを軽視したわけではなく、一旦6月の試験で進捗度を100%とし、もし不合格の場合は11月の試験に向けて残りのコンテンツを消化、用語集の暗記をしようと考えていました。
■学習中に苦労したこと
一人暮らしでプリンターがなかったため、教材をプリントアウトしたい場合は、コンビニで印刷する手間がありました。他の受験生さんの中には、タブレットを購入された方もいらっしゃいました。これについては個人の好みがあるのかなと思います。
■学習中に嬉しかったこと
2級の時にただ暗記して学習していた項目について、プロ簿記の講義を受けて、どうしてそのような処理をしているのか、”本質”がわかる瞬間が多々ありました。
■合格までの道のり(普段の勉強方法)
前段でも申し上げましたが、インプット講義後の確認テストを行わず、市販のテキストの例題と章末問題で代用しました。ですので、1日で1つのチャプターのインプットとアウトプットを終わらせることで、だいたい2ヶ月強で商会・工原の講義受講を完結させました。講義は1.5倍速で聞いていましたので、1日の勉強時間は平日で3時間くらい、土日で5時間くらいでした。アウトプットで問題を解いているときは、自分が先生になったつもりで問題を解説しながら解いていました。(これは富久田先生が講義中でもおすすめされていた方法です。) また、用語の暗記については、会社の始業時間前の1時間程度を使い覚えていました。予想問題の付録についていた暗記のカードは60枚くらい。『これ以外の用語は6月までは覚えない!』と割り切っていたので、過度な負荷は感じませんでした。
■何回目の受験で合格したか、合格までの学習期間
結局、11月の試験での合格を目指していましたが、1月から簿記1級の学習をして、初めてうけた6月の試験で合格することができました。
■現在の心境
正直手応えがなかったので、これからスキップしていた確認テスト・答練・過去問演習をどのように11月までに消化していくか考えていたところでした。合格したことはもちろん嬉しいですし、改めて富久田先生のインプット講義の本質を丁寧に説明した内容の濃さ、解法マスターの回答までのフローの明快さがいかに凄かったかを改めて感じた次第です。
■これから目指すこと
全く頭にはありませんでしたが、公認会計士の資格取得にチャレンジしてみようかと思っています。
■後輩へのアドバイス
自分の勉強の中で何が一番効果的だったことは、富久田先生が仰っていた『自分が講師になりきって問題を解説すること。』だと思っています。私はもう一歩進んで、自分の心の中に富久田先生を作って、問題を解いている最中に『先生だったらこうやって解けと言うだろうな。』ということを思いながら手を動かしていました。今回の本試験の時も、『在外子会社の連結はほとんど捨てていいよ。』などいろいろ声が聞こえてきて、落ち着いて解くことができたと思います。ぜひこれから受験をされる皆さんにも、”なりきり解説”をおすすめ致します。
