第159回日商簿記1級合格体験記【奥村 智哉さん】

 合格体験記ということで、体系的ではない文章になるかもしれませんが、ご容赦ください。
合格発表から約1カ月経ちましたが、正直な感想としては、もう試験を受けなくていいので、なんだか肩の憑物が取れた気分でいます。
コロナ禍でテレワークになり、浮いた通勤時間を充てて勉強を開始しましたが、独学期間も含めると、合格するまでに約1年半かかりました。
最初の約1年は独学で頑張っていましたが、第156回62点、第157回64点、第158回67点と徐々に得点は上がっていったものの3回連続で落ちました。
一見してみるとあと少しで合格に届きそうですが、癖のある問題に毎回翻弄され、このままではいつまで経っても合格できないと絶望しておりました。

 そんな中で見つけたプロ簿記の門を叩き、オンデマンドコースに入会し、これまでの自分にはアウトプットする力が圧倒的に足りていなかったことを痛感しました。
具体的には、独学だったゆえ問題を解く解法が定まっていないことを痛感したため、「経験者向け解き方講義」を受講し、富久田先生がどういうプロセスで答えを導き出すのかに着目して勉強しました。
経験者向けの講義は実際の過去問を題材に進められることが多かったため、日に日に実戦力が養われていくことを体感できました。

 勉強を続ける中で苦労したことは、上場企業の経理として働いていたため、時期によっては勉強時間の確保が難しかったことです。
そんな中でも毎日少しでも勉強をする時間を確保して継続しておりました。
具体的には、休日にまとまった時間が確保できるときは過去問を解く時間に充て、時間が取れない日は会計学の理論のインプット等軽めな勉強をしておりました。
全く勉強しない週を作ってしまったときの自己嫌悪感が嫌だったため、毎日少しでも勉強をして、モチベーションを保っていました。

 日商簿記1級は受験者の実力を図れているのか疑いたくなるような意地悪な問題も時折出題されます。
私自身、翻弄されまくった末に受かったので、正直運の要素もあると思います。
受かったらラッキーぐらいの気持ちで、気負いしすぎずに取り組んだ方がきっと良い結果が出るはずです。

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