第159回日商簿記1級合格体験記【ゴルゴ13さん】

〇プロ簿記に入会するまで

 私はサラリーマンをしており、職場では複式簿記を使用していないため、なかなか簿記の世界を身近に感じられない環境にいます。
 そのような私が簿記1級を受検するきっかけとなったのは、仕事で簿記の研修を受けることとなり、試しに3級と2級の試験を受検したところ、あっさり合格できたたことに自信を得たことにあります。
 独学で勉強していた頃は、1級の範囲が広く、市販のテキストを読み、テキストに掲載している問題を解くくらいの準備しかできずに試験日を迎えるというのがパターンでした。しかし、何回も受検すれば、いずれは直前に勉強した箇所が出題されたり、自分の得意な分野が出題されたりして、合格できるのではないかと甘く考え、しかも、受けたり受けなかったりと断続的に勉強をしていたため、10年以上受検しましたが、結局最高でも60点くらいしか取れませんでした。
 私のようなきっかけや考えで受検している方もいると思いますが、1級は2級までの試験とは問題の質、量の面から、全く異なる試験であり、覚悟をもって取り組まなければ合格はおぼつかないというのが私の感想です。

〇プロ簿記に入会

 プロ簿記は独学で勉強しているころに、分からない論点をネットで調べるとよくヒットするページでした。しかも論点ごとに先生が詳しく解説してくれているので、テキスト代わりに使っていました。その時から、分かりやすい解説であり、先生の「論点を腹落ちするまで理解しないと1級の問題には太刀打ちできない」との言葉を目にし、プロ簿記であれば、記憶に頼った試験対策でなく、論点を理解した上で試験に臨めるようになるのではないかと思っていました。
 そこで、一念発起して真剣に簿記1級に挑戦しようと覚悟を決め入会することとしました。

〇入会してから

 入会したのは2020年3月で、独学で勉強してきた自負と、飲み会を1回我慢するくらいの料金の点からオンデマンド講座を選択しました。しかし、独学で勉強してきたことが大したっものではないことにすぐに気づくことになりました。知識はもちろんのこと、時間の使い方や、解き方まで独学では知らない事が多く、こんな事ならば早く入会すればよかったと思いました。最初は先生の解説をひたすら聞き、確認テストを解き、直前の模擬試験では目安の7割をとれたので、ちょっと自信をもって11月の試験を迎えましたが、やはり聴講中心の勉強では合格できませんでした。
 その後は、確認テストと論点ごとの解法マスターを中心に取り組み、基本的な問題で点数を確実に取るという作戦で2月の試験を迎えましたが、68点でまたまた不合格でした。
 次の6月の試験までは、解法マスター、過去の模擬試験を2回ほど解いて模擬試験も上場の出来であったので自信をもって臨みましたが、全く点が取れず自信を喪失しました。
 気持ちを切り替えて、試験に落ち続けている事自体が自信を失うことにもなっていると考え、7月の全経上級を初めて受けたところ合格する事ができ、自信を少し回復できることができました。また、その時に全経上級の過去問にひたすら取り組んだことが過去問の大切さに気づくきっかけとなりました。そこで11月の試験までは、ひたすら過去問に取り組みました。多分20年分くらいを2回は取り組んだと思います。試験が終わった時には、それまでと違う手ごたえを感じることができ、ようやく合格することができました。

〇最後に

 私は勉強時間を、朝早起きして2時間、土日は4時間以上確保するようにしました。やはり一定の勉強時間は必要です。プロ簿記は先生の解説もわかりやすいことに加え、分からない所は相談コーナーで相談でき、すぐにレスポンスが生徒さんや先生からあります。ほとんどの疑問は、過去にもあって、それを参照することで解決することができます。また、先生から紹介された本などを読み会計のおもしろさにも気づかされました。学生時代に得たスキルだけでその後の職業人生を過ごし続けることは次第に難しい時代になりつつある中で1級合格は新たな世界の扉を開く契機になると思います。私は、今後税理士試験に挑戦したいと考えています。最後に今回の合格は先生のほか、プロ簿記で一緒に勉強した生徒さんのおかげと感謝しかありません。本当にありがとうございました。

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