第158回日商簿記1級合格体験記【まさゆきさん】

①プロ簿記との出会い
2級合格後(約1年前)から市販のテキストで1級の勉強を始めましたが、範囲の広さ、難易度の高さに圧倒され、なかなか理解できず、分からないところをネットで調べていると、プロ簿記のサイトに巡り合い、すごく感銘を受けました。結局、1か月で独学での合格を諦め、プロ簿記のオンデマンドコースに入会することを決めました。
②プロ簿記に入会して良かったこと
プロ簿記の講義では、単なる基準や論点の暗記ではなく、基本となる考えた方を押さえること(本質理解)を重視するものでした。例えば、量の差には標準の単価をかけ、価格の差には実際の数をかける、ということを押さえておけば、棚卸減耗損と商品評価損、標準原価計算の差異分析などにおいても、同じ考えた方で計算できることがわかり、1級の広い範囲も苦になることなく学習することができたことが大きかったです。
③2度の不合格
入会直後から講義を2倍速で視聴し、自分の中ではかなり順調に進んでいた(と思っていた)ため、入会後7か月で156回の1級を受験しましたが、基本問題を多く間違え不合格、続く157回もケアレスミスにより不合格でした。この2回の試験前は過去問や答練でも80点前後の点数は取れていたので、なぜ?という気持ちでした。
④モチベーションを維持してくれた勉強仲間
2度の不合格により自信ややる気がなくなっていく中、158回の申し込みをしましたが、過去2回とは違い、自分の中で不安が募るばかりでした。
しかし、簿記の勉強を始めたころから使っていたスタディプラスというアプリのおかげでプロ簿記の受講生をはじめ、税理士、公認会計士、行政書士、宅地建物取引士などの合格を目指す社会人のほか、大学生、高校生、中学生の勉強仲間がたくさん増えました。試験のたびに毎回約20名の方から、受験前日には応援のメッセージを、受験後はねぎらいの言葉をいただき、特に、中学生、高校生の方からいただいた、「まさゆきさんを見習って私も将来1級の合格をめざします」、「毎日、継続して勉強しておられ、私も励まされています」といったメッセージが、私が毎日勉強を続けるモチベーションになりました。
⑤基礎からのやり直し
過去2度の不合格の反省から、157回の試験の翌日から初級確認テストを約2週間で商会、工原ともに全問こなしました。初級確認テストとはいえ、毎回1~2箇所は間違えていて、いかにケアレスミスを防ぐかということに重点を置きました。初級確認テストの後は、答練、過去問を1回だけこなし、直前も初級確認テストで間違えた所をやり直しました。
⑥3度目の挑戦でやっと合格
3度目の受験となった158回は、会計学では過去に見たこともない理論問題、工業簿記では初めて見る用語、原価計算では不備と思われる問題文のため、後日、ネットでもいろいろ騒がれましたが、最後まであきらめず問題を解き終えました。その結果、幸運にも合格することができ、お世話になったみなさんにやっと恩返しができたと思いました。合格後は、60名以上の方から祝福のメッセージをいただき、たいへんうれしかったです。
⑦1級合格のための対策
私を含め最近2級に合格された方は、商簿は一部昔の1級の範囲を網羅されている反面、工簿は問題が多少易しいため、2級の試験では工簿で9割近くの得点を叩き出し、工簿は得意と思っておられる方が多いと思います。しかし、1級の工原は、半分は2級の延長であるものの、作問者の特殊性もあって、まず用語を正確に理解することが必要だと思いました。
とは言うものの、勉強時間は、商会:工原=7:3の割合で商会に重点を置きました。というのは、試験は先に商会で、ここで苦戦すると、休憩時間15分を挟んだ後の工原に気分よく臨めません。また、工原は商会に比べ、ある程度勉強すれば、それ以上たくさん勉強しても必ずしもその分得点が伸びるとは限らないと思っていました(特に、今の工原の作問者の試験問題は・・・)。
⑧最後に
最後になりましたが、富久田先生、スタッフのみなさん、受験仲間のみなさんには本当にお世話になりました。この場をお借りして、お礼の言葉を申し上げます。
合格後も会計の勉強を続け、今は公認会計士の短答式合格を目標に頑張っています。
プロ簿記で学んだ、会計を勉強することの楽しみはずっと忘れません。
みなさん、今後もよろしくお願いします。
