第156回日商簿記1級合格体験記【武田 昌大さん】

「なぜこうなるのか」と考えていますか

プロ簿記に出会うまで2年間ほど独学で簿記1級の勉強をしていましたが、その時の最高点が68点でした。そこでプロ簿記を受講したのですが、講義動画を視聴するにつれ、わからなかったことがどんどん理解できるようになり、楽しんで学習できました。これまで必死に仕訳を覚えたり、図を書いていたのが、プロ簿記で本質を勉強することで、自然と頭に入ってくるような感覚がありました。

今回プロ簿記を受講してから2回目の試験で85点という高得点で合格できた最大の勝因は、「わからないことをそのままにしなかった」ことです。同じ過去問を何度も繰り返し解いていると、答えや解き方を覚えてしまうことがありますが、要注意です。そんなときは一度時間を取って、「なぜこのような解き方や答えになるのか」じっくり考えてみてください。それでもわからないときは、積極的に先生やアシスタントの方に質問することを強くお勧めします。独学時代に一番苦しかったことは質問する相手がいなかったことです。プロ簿記には専門的な知識を持っている方がいるので、積極的に質問して、自分の中のモヤモヤを解消してください。

「凡ミスは単なる凡ミスじゃない」

過去の不合格の原因の一つは「凡ミス」です。凡ミスって、「能力があるのに今回落ちたのはちょっとした書き間違えや見間違えのせいやで、次こそ大丈夫」って不合格の自分を慰めるのには最高の言葉かもしれません。でも凡ミスに向き合い、減らす対策をしないとなかなか合格できません。この一年間僕は凡ミスを減らすために「自分の解き方やルール」を作りました。具体的には、問題を読みながら、「○○法を適用する」とあれば四角で囲んだり、使った数字は丸で囲んだり、償却原価の問題は簿価の数字を縦に書くなど、問題に飲み込まれず、問題を解くのに必要な情報を自分から集め、自分の型にはめて解くということです。

「勝ち運」をつける

プロ簿記の模擬試験や全経上級は積極的に受けた方がいいです。これらの試験に合格したことで、自信をもって簿記1級に臨めました(2020年2月に全経上級に合格)。

最後に

簿記1級の勉強は他の資格の勉強でも大いに役立ち、今USCPAの学習をしていますが、財務会計は非常にスムーズに合格することができました。簿記1級ってかなり価値があるし、夢がある資格なんです。

ついに5回目の挑戦で簿記1級に合格したので、周りの家族、友達、そして恋人に心から感謝したいです。勉強って自分一人で頑張っているようで、かなり周りの人の生活にも影響しているんだなと痛感しました。大きな目標に向けて一生懸命勉強できるって、それだけで実は幸せなんです。

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