第153回日商簿記1級合格体験記【木本 達也さん】

お送り頂いた内容をそのまま掲載しています

 2級に合格した後、1級を受験するかどうか迷いましたが、1級を持っている人は少ないため、他の人と差をつけられるのではと思い学習を始めました。初めはやる気満々で取り組みましたが、進めていっても終わる気がしない試験範囲の広さに驚きました。これは独学では厳しいと感じ、学習中から気になっていたプロ簿記へ入会しました。

 プロ簿記のブログは、読みやすく、分かりやすく、頭に残りやすい内容になっています。実際の講義では、それ以上に、会計処理の背景だったり、捨て論点、具体的なケアレスミス対策、テクニック面などが学べます。私は、オンデマンド会員期間が中心でしたが、講義を見ている受講生から質問がライブで飛び交うので、他の方がどういうところで悩んでいるのかが分かりますし、そういう考え方もあったんだと新しいに気づきにもなります。

 受講生専用の質問掲示板があるので、ここでも疑問点を解決することが出来ます。私は、時折、質問して、答えられそうな質問には回答するという程度でしたが、他の受講生の質問や回答を読んでいるだけでもとても勉強になります。プロ簿記に入会された方は、是非フル活用されてください。

 カリキュラムを真面目にこなすと、必ず点数が伸び、合格が見えてきます。合格が見えてくると、次の段階として、ケアレスミス対策、時間配分や解く順番など本番を意識した対策が必要となってきます。私はこの対策にそれほどまでに力を入れず、愚直に問題を解いていくばかりでした。そのため、ケアレスミスが頻発して点数が安定せず、本試験でも60点台留まりという状況に陥ってしまっていました。

 これが合格までに長期間要した理由で、心の底から反省しています。1級の学習をされている方は、自分の足りないところを早期に見つけ出して、「合格のための学習」をして頂けたら、短期間での成果に繋がります。

 また、答練や模試の点数が悪くても、本番当日まで絶対にあきらめないことが大切です。私の場合、直前の答練成績は5-7割程度。模擬試験に至っては4割程度で過去最低の成績でした。先生も模擬試験で4割程度の人で受かった人はいない、という事を話していたので合格は絶望的でした。

 しかし、せっかくここまでやってきたので、あきらめてたまるかという気持ちですぐに切り替えて、重要論点の基礎問題のやり直しと、ケアレスミス対策を再度、徹底的に行いました。これが功を奏したのか、基礎問題かつ計算量が多かった商業簿記で満点、原価計算で8割取ることが出来ました。

 私は、5回目の受験でようやく合格です。出来の悪い生徒で4回も落ちました。2期からプロ簿記にお世話になっていたのに、いつまで経っても不合格続きで、先生に対して申し訳なくなり、何度か辞めようと思ったことがありました。

 ただ、縁があってプロ簿記に入会させて頂いていたので、自身の経理職の仕事に生かすためだけではなく、意地でも合格という形で先生に恩返ししたいという気持ちで勉強していた面もあります。結果的に、プロ簿記にいる2年半で、簿記1級と全経上級にも合格することが出来て本当に良かったです。

 プロ簿記は他社に比べると、とても若いスクールですが、合格に必要なことはすべて揃っています。学習面では、素晴らしいアドバイザーもいます。学習面以外でのサポートをしてくれる方もいます。1級の学習を始める前は、社会人で働きながら合格することはかなり厳しいと思っていましたが、プロ簿記であったからこそ、学習を継続することが出来ました。また、おかげさまで学習習慣が身に付き、次は何を学ぼうか考えているところです。

 先生、弟子1号さん、学習アドバイザーさん、プロ簿記受講生のみなさん、お世話になりました。本当に感謝しています。ありがとうございました。

講師からひとこと

 木本さんと言われて、ピンと来なかったのですが、ハンドルネームを聞いて「おおっ」と思わず声が出てしまいました。本試験直後、掲示板に心情を書いてくれました。感動しました。いえ、私だけではないはずです。掲示板を見た多くの受講生が感動したと思います。

 ここでその内容を詳しく書くことはしませんが、いい内容でした。いかに本気で勉強してきたか、結果を出せずに苦悩してきたか、そしてそれを乗り越えて頑張ってきたかが伝わる内容でした。様々なものを犠牲にして取り組んできたんだなと感じました。

 そうして、今回、見事合格です。

 質問掲示板やチャットで頂いた質問の内容から判断して、もともと力のある方ではあったのですが、でも実際に合格するのは大変なことです。

 木本さんご自身も書かれていますが、試験は理解力の高さだけでは合格できません。理解は合格への必要条件にすぎず、加えて、ケアレスミス対策、時間配分、捨て問題の見抜き方などが大切です。

 理解力が高い方ほど、論点に固執してしまい、このテクニカルな部分を疎かにされる傾向にあります。力があるのにもう一歩及ばない受講生には、是非、意識してもらいたいです。

 また、答練・模擬試験の点数が悪かったのに、腐らずに、ケアレスミス対策と基本問題のやり直しを徹底したというのも大事なことです。皆さんに全員に声を大にして言いたいです。ほんと、そのとおりだよと。腐らないこと、基礎重視、ケアレスミス対策が一番大事なんです。

 後輩への素晴らしいアドバイスありがとうございます。あらためて日商簿記1級合格おめでとうございます。これからの輝かしい未来とご活躍をお祈り申し上げます。

 

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