第153回日商簿記1級合格体験記【春田 道子さん】

お送り頂いた内容をそのまま掲載しています

 簿記の勉強を始めたのは、私が54歳の時です。長年働いた銀行からリース会社に転職し、会計に興味を持ちました。最初は大手予備校で通信講座を申込みましたが、仕訳中心の講義を聴いても消化不良になることが多くなり、辿り着いたサイトがプロ簿記でした。入会を決めたのは、日商簿記1級合格マップ概要というコラムの山登りのくだりに大変共感したからです。

 仕事家事と両立しながらの勉強でしたので、勉強時間をいかに確保するかが最大の悩みでした。一応他校で基礎は学んだはずだからと4期解法マスターを申込み、基礎講義はオンデマンドで視聴することにしました。

 講義はプロ簿記の記事と同じ語り口で非常に解り易く、頭の中の霧が晴れていく満足度の高いものでした。しかしながら、理解することと試験で得点することは別物で、152回の試験は自分の期待する結果を大幅に下回り、自分が思うほど基礎力が身についていないことを実感しました。

 インプット講義からやり直そう、ただし経験者なのだから確認テストは全てインプット講義より前に解いて提出、講義は基本オンデマンドを通勤途中に視聴、ライブ参加は確認テストの出来が悪かった苦手論点の講義に絞りました。

 結果として、確認テストが予想以上に学習計画のペースメーカーになり、先生からテスト添削やチャットを通して励ましやアドバイスをいただいたことがモチベーションの維持に繋がりました。そして、あんなに範囲が果てしなく見えた1級の論点の端っこが見えてきたというか、自分でどの論点を切り、どれを優先するかという方向性が見えて来たことが、今回の合格に繋がったと感謝しています。

 プロ簿記受講を検討されている方に気をつけていただきたいのは、プロ簿記の講義は大変解り易いので、講義を聴いただけで自分は凄く勉強したという気分になってしまうことです。

 簿記の試験は、学問というよりも一種の技能検定に近い面があり、理解した=問題を解けるわけでなく、実際に何度も問題を解く練習の積み重ねが大事だと思います。

 今回58歳で1級合格しましたが、気力・体力・集中力が落ちてきて、正直しんどいこともありましたが、プロ簿記で会計を学ぶ楽しさを知り、ここまでやってこれたと思います。身に付けた会計の知識を今後のシニアライフに活かしていきたいです。

 最後に富久田先生・アドバイザーのさつきさん・弟子1号さん本当にありがとうございました。

講師からひとこと

 もうね、春田さんとはいろいろやりとりがありすぎて何から書いていいものやら。真面目でした。誠実でした。そして、基礎を大事にされていました。そんな印象です。

 経験者で、かなりの勉強経験があるにも関わらず、初学者コースからやりなおしていました。初学者に混じって確認テストもすべて提出されました。

 チャットもやりとりしましたね。質問内容がいつも練り込まれていて、しっかり理解しようとされていることがよく分かりました。これだけでも、いかに誠実に取り組まれていたかが分かります。

 何しろ印象深いのが質問掲示板での活躍です。質問も数回されていたと思うのですが、それ以上に、とにかくたくさんの回答をしてくださいました。多分、100回超えてますよね?回答数。その回答が丁寧なんです。実務経験を交えての回答で私も勉強になりました。

 54歳というと失礼ながら体力も集中力も落ちてきますよね。私も45歳くらいだったかな、このあたりを過ぎてから、体力が落ちてきたことを感じます。以前は全然平気だった徹夜も辛くなりました。今、54歳ですが集中力が続くのも短くなりました。その年齢から、新しい勉強を始めようというだけでも素晴らしいことですし、そして、58歳にてついに1級合格まで到達されました。

 春田さんの活躍を見ていると、まだまだ私も頑張れるよなと思えます。同じ思いを抱いた(同年齢くらいの)方、たくさんいらっしゃると思います。

 あらためて、合格おめでとうございます。春田さんの素敵なシニアライフとご活躍をお祈り申し上げます。

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